新型コロナウィルスで一時帰国【イギリス留学中の翻弄と決意】

一時帰国
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海外留学生やワーホリ生にとってコロナは一時帰国するかしないかで意見がわかれ、また非常に悩ましいものです。私は基本的にお気楽野郎なので、最初は「帰国」って概念が頭に全くなかったのです。そもそもイギリスのカレッジで外国人一人で同じ様な状況の人はいなくてなおさら情報にも疎かったかもしれません。きっかけは、普段連絡しないオックスフォードに在学中のお友達の連絡。パニック気味で「クラスメイトが試験も受けずに帰っちゃってる!」と。その時は、私は絶対資格取るんだなんて思ってました。

でも、日常の変化を通して徐々に不安が芽生え、叔母との電話でアメリカのハーバード大学の学生も、早々に荷詰めも適当に退散していている動画だしてたよとの情報。 世界中の賢い人達が、帰国を選択してるわけです。流石に当初のお気楽は消え去りました。
帰国決断前の数日間はニュースに釘付けで正直全くオンライン学習どころではなかったです。イギリスの政策がいかに日替わりで方向転換が激しかったのかは別の記事で紹介します。この記事では私が帰国を決めた理由と現地で感じたこと・一時帰国の様子をお伝えしていきます。





新型コロナで一時帰国を決めた理由

新型コロナウィルスでの世界の混乱がいつ終わるかわからない今、本当に悩んで悩んで、 最悪の状態を回避することに重点を置いて決断することにしました。

私にとっての最悪の状態は
・資格も取れなくて&英国からも出られなくなること
・英国でコロナに自分が感染して重症化すること

資格は決意する前は現地離れたら、入国できなくなって~と不安でしたが、今はオンラインでも、再渡航でも取るぞと思います。再渡航による思わぬ費用が発生するけれど、それも真剣に稼ぎます。ひとまず一時帰国することで英国から出れない×資格もいつ取れるのかわからないのダブルパンチは回避することができると考えました。だから国境封鎖になる前にさっさと出る!

二つ目の理由のイギリスで自分が感染化して重症化すること。重症化するのはお年寄りだけとか健康体の若者は軽く済むという噂もありますが、それは正直感染してみないとわからないことです。実際、若くしてなくなっている人もいるわけです。これだけ急増する感染者がいるなかで、もはや自分は絶対大丈夫なんて保証はどこにもありません。具合が悪い時の言語障壁もですが、イギリスの不安定な医療体制も相まって安全第一!帰国することにしました。

理由①スーパーの品切れを見ると不安が煽られる

トイレットペーパーがスーパーの棚から消える

・トイレットペーパー
・手洗い石鹸
・パスタ

イギリスのスーパーでは上記三つの品物がスーパーの棚から見事に消えました。

Noriko
Noriko

アジアで起きてることを見て、まさか英国でこんなパニック起きないでしょって、みんなそんなう○こしないでしょって、SNSを見ながら思ってました。
でも、他のヨーロッパ諸国同様イギリスでも全く同じ現象が発生。ニュースで見てたこと、画面を通してみてたことが目の前に。その現実を目の当たりにすると、自分の中に今までなかった不安感が芽生えます。

理由②異常事態による治安悪化・差別も懸念点

留学先のバースはとても素敵な街で今まで差別なんて受けたこと一度もない。
でも、今は異常事態なわけで、トイレットペーパー見てると既に皆パニックなのがよくわかる。 パニックだと自分含め人は何するかわからないのです。なんといっても前代未聞のウィルスだから、誰がどんな行動に出ちゃうのかも予測できたもんではありません。

Noriko
Noriko

独りで差別されたら辛!というチキンハートも爆発しました。

理由③長期戦の場合の孤独と不安からくる精神崩壊が手に取るように想像できた

学校閉鎖→ロックダウン(完全封鎖)による孤独と不安で精神的に病む→免疫力低下 もかなり避けたいところです。既にここ数日でPMSの影響はあるにせよ、ひしひしと感じてました。

イギリスの憂鬱な天気を一階の部屋の窓から眺めて、静まり返った学生アパートでどのくらい耐えられるのだろうか・・・
もって二週間だろうと感じてました。でも、二週間後に空港空いてる保証なんてない。毎日移動の制限やフライト数の削減が行われています。こんな環境で、オンライン学習なんて手に就くワケがない、だったら実家で日本食をいただいてる方が勉強を継続できると思いました。

理由④イギリスで孤独死したくない!危なっかしい国営NHSの医療体制

イギリスは基本的にインフルエンザでも自宅療養で治せスタンスで、通常の病院の予約取るにも二週間かかります。(参考記事:イギリスGP病院は無料!風邪なら薬局行くべし。)年始に風邪ひいた時は、日本人の感覚だと病院に行くまでが長すぎて精神的にもきつかったです。緊急の場合「111」でその日のうちに受診することもできますが、感染者が爆発的に増えてる今そもそもその番号伝わるのかも謎です。

さらには、昨夜のBBCのニュースでリタイアしたNHSの医療従事者も呼び戻すとも・・・

Noriko
Noriko

どんだけ人いないんだよというのもですが、そもそもリタイア≒高齢なわけで、そんな方々をコロナ感染の危険にさらしていいの?って空港でそのニュースみたとき疑問が止まりませんでした。


それが、イギリスの医療事情なので、もし例えば若いイギリス人と私が同じくらい重症でこれが最後の薬ってなった時、それがイギリスの病院だったらイギリス人を選ぶと思うんです。差別というわけでなく、やはり本能的に同種の人間を守りたいはず。具合が悪い時の英語って本当、疲労が増すし、精神負担増えるし、本気で弱り始めたらこの国でネットワークも浅い中一人で助かる確率はかなり低いです。

 必ずしも、日本の制度が素晴らしいとは思いませんが、万が一自分が重症化した場合言語障壁・医療体制含め、日本の方が助かる確率が上がると考えました。

英国脱出!3月19日午後5時に航空券購入して翌日午後8時の便に乗るべくドッタバタの荷詰め

急激に変わるニュースにくぎ付けで、全然勉強してない自分・精神不安定な自分に気づいてからは、とにかく逃げろ!と自分に言い聞かせて行動しました。まるで映画みたいに次々と起こる出来事をなかなか現実として受け入れることができなくて、やっと受け入れ始めた頃にはややパニック。
長時間飛行や重い荷物を考えると、なかなか腰が上がらない作業ですが、自分を猛プッシュしてとにかく早く退散すべくこととすぐ戻ってくる希望を残してを最優先で手配と荷詰めを終えました。

荷物は、学校で借りてたもの、最悪の場合捨ててもいいものを残してスーツケースにとにかく突っ込みました。もともと、それほど荷物多くないので、持ち帰りたいものは一通り突っ込むことに成功です。試験勉強の為に借りていた学校の本や、試験に使う用の辞書はポストイットで明記。キッチンに合った野菜も全て捨てて、調味料系は帰ってこれることを祈って残してきました。長期化の場合、こちらも捨ててもらいます。

Noriko
Noriko

本当は残りの物も全部捨てるか、配送用に最低限パッキングしておくが理想ですね。

最近買ったシャンプーリンスも悲しいけど、置き去りです。5月上旬とかに戻ってこれてまた使えたらいいのだけれど・・・・

新型コロナウィルスで帰国中の出来事

父親ゴリ押しにより即席ハンカチマスク

 

ないよりましなのですが、私の場合ずれまくるわ、眼鏡曇るわ、怪しいわで途中断念しました。でも、どうしてもマスクない場合は是非!感染確率は下げるに越したことないです。

バースのヒースロー空港行きのバス停出会った日本人

今までバースで他の日本人学生みたことなかったのですが、空港へのバス乗り場で2人に遭遇しました。
お一人は、ちょうど滞在終わる頃で1週間早まったとのこと。ラッキー。もう一人はあと数年滞在予定だったけど一旦全てキャンセルして出直すとのこと。

たった一瞬だったけど、不安な中、心強かったし、こんなことでもないと話さないのでこの出会いに感謝。全てキャンセルして出直すとおっしゃってた方の冷静さと強さに感銘を受けました。改めて私だけじゃないと、ここからどう動くかが大事と再認識しました。

こんなことでもないと普段は日本人見かけてもまず話しかけないので、これもきっと意味ある出会いなんだろうなと思います。

ロンドン・ヒースロー空港に着くと、半数以上マスクつけてて事の重大さが身に染みる

ロンドン・ヒースローに到着すると、想像以上に人がいました。皆考えてることは同じ。脱出!

パリの乗り換えで出会った日本人

シャルルドゴール空港での乗り換えが迷子すぎて、出会った日本人の方ともお話しする機会がありました。イギリスに長年住まれていていろいろな歴史的事情などお聞きすることができて、とても勉強になりました。コロナウィルスが収束したら、英国でお会いできるといいな:)

ロンドンーパリー羽田のフライトだったのですが、パリー羽田間は9割方日本人乗客でした。みんなそれぞれ、やりたいことがあってヨーロッパに住んでいたのかと思うと切ないけれど、私だけじゃないと改めて思いました。

3月21日から施行されているに日本での欧州渡航者への検疫強化

さいごに

コロナウィルスでいろいろと諦めないといけない方は私だけじゃなくて、もう何億人といるはずです。もう地球規模でおきちゃってるから、個人でできることはなくてしょうがない!
そんな時、ちょっと都市伝説でもないですが、世界を良い方向にアップデートするにはパンデミックか戦争か気候変動しかないという説も目にしました。新型コロナウィルス収束後、より良い世界が来ると信じて、帰国してできた余裕と時間を大事に使っていきましょう☆

プロフィール

旅行した国は25か国以上。在住国は4か国。20代で3か国にてホテルとIT業界で勤務後、現在イギリスでアロマセラピーとスパセラピーの資格を取得すべく留学中。コロナで一時帰国中。

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Norico💛Overseas

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