イギリス留学と一言に行っても、当然、文化も違うしそれに伴い入学に必要な提出書類も全然違ってくるのです。個人的にはIELTSの試験と同等、いや、それ以上に苦労したかもしれません。与えられた質問に答えるテストや文法がある程度崩れても大丈夫な会話と違って正式な文書を書くって想像以上に難しい。

そもそもPersonal Statement ってなんだよ?どういう意味?
イギリス留学準備・Personal Statement(志望動機)の基本
★起承転結!
★導入部・Introduction
主張や意見を明らかにする
⇒本論・Body
主張の根拠や具体例
⇒結論・Conclusion!
最初の主張と同じ内容を言い方変えて繰り返す
★各パラグラフ(段落)ごとの構成も主張⇒例⇒主張にする
上記のような内容が、大抵どこのページでも書かれていて一般的に言われていることです。言いたいことはわかるのですが、それをみても一向に筆が進まず白紙のままだったのが私です。下記では実際に書くにあたって行った4つのStepをご紹介します。
注:専門留学の為、大学院留学の方より語数少ないです。
Step1.サンプルを見まくる⇒フレーズをメモ!
私はpersonal statement sample / example で英語検索して、音読しつつ気に入ったフレーズをメモに取っておきました。いくつものサンプルで使われているフレーズもあったり、これがまさに私が言いたいことなのってビビッときたものもありました。気に入るということは少なからず、自身のパーソナリティーの影響があるのでそれはある意味オリジナリティーではないでしょうか。母語でも難しいのに第二言語の英語で一からすべて作り出すのはかなり難しいです。使えそうなフレーズ気に入ったフレーズはとことんメモしておきましょう。
Step2.書くとにかく書く
スポンサーリンク
Step3.見てもらう!添削!
日本語で「英文添削」とか「志望動機添削 英語と」かで検索すると1万6千円とか。。。高い。高すぎる。いくらどうしても入りたいとはいえ、さすがに渋るこのお値段。どうしても入りたいけれど、こんなところでこんな大金どうしても払いたくなかったので、あきらめず探し続け英語でpersonal statement correction と検索しまして、めげずに上からページを見ていくと、お安いところがあったのです♡
文字数によりますが、10USD代からのサービス。これなら出せる!添削は複数の意見をいただきたかったので、似たようなお値段のKibinと Scribendiにお願いしました。
どちらも文字数や返信時間によって価格が変わってきます。日本語のレビューとかがなかったので少し不安でしたが、提出後すぐに自動の確認メールが届き、添削結果もきちんと指定した時間内に届きました。Kibinの方が、提出時にカレッジの受講コースや自信のバックグラウンドなどを200字くらいでできますが、それにより添削結果が丁寧になったかどうかは謎です。
皆さんのご参考になるよう、私のつたない原文とKibinとScrenbendiの添削結果を一段落ずつご紹介します。
原文
Having experience working for a few companies, across the countries and industries, I have now come to the point that I strongly feel the need to possess a special field for profession which I would love to work and learn for my whole life.
Kibinの添削
Scribendiの添削
Step4. 添削結果を添削!!
添削はあくまで「こうしたらいいんじゃないの?」という提案だと思います。添削者だって時には文法間違えることもあるし、あるいはこちらの書いた意図をうまく組みとってもらえない場合もあります。
上の二つの添削結果でわかるように、たった二文でもこれほど違う言い方ができるのです。と同時に受け取れる印象も全然違いますよね?こちらの第一段落に関しては、私はScribendi の方が自分の言いたいことに近い気がしました。
単語一つで、印象が全然違うので、添削結果をみて本当に自分が言いたいことなのかどうか、吟味しましょう。添削は極論しなくてもいいけれど、やはり他人の意見をもらうという意味では大切です。
一番大事なのは、自分が伝えたいことをしっかり伝わる構成・文章になっているかという点です。
さいごに
入学申し込みにおいて、恐らく、最も重視される志望動機エッセイ。Personal Statementにはかなり悩まされましたが、実際留学が始まったらレポートなど課題の提出をする機会がもっとあると思います。段落構成や英語のフレーズ、文法もすべて結局は自分が伝えたいことを効率的に伝える為のツールです。内容は、例文をたくさんみることで、自分ならこんなことが言えるかもってことが浮かんでくるはず。大変だけれど、全部自分の糧になるので、合格の為に入魂して書き上げましょう♪
コメント