結論:安全策をとって日本で申請することにしました。
シンガポールにあるイギリス大使館、日本大使館、Cecil Streetにあるビザセンター、日本にあるイギリス大使館あらゆるところに連絡して訪問してもがいた二週間。在住国で永住権でも持っていたら話は別ですが。エージェントの方のアドバイスに秒速では従えなかった私の状況における反論、懸念点などを踏まえて母国の日本でとるのが安全という結論にたどりつくまでの出来事をご紹介していきます。
論点~素直に、日本でとりますって思えなかった理由~
- これから収入ゼロになるから給料がギリギリまで欲しい
- シンガポールでの就労ビザの有効期限は一年以上
- 申請自体はパスポートが必要なだけ
- 日本でもシンガポールでも申請時なぜかパスポートはフィリピンのマニラへ行く
- 日本で住民票がない私より、シンガポールで就労ビザある方が有利なのでは?
そういうわけでシンガポールでの申請をあきらめられなかった私は、自分の頭で思いつく限りの施設へ訪問&連絡しました。
就労ビザ保持国シンガポールでイギリス学生ビザ取得の可能性を探る
①私の状況(シンガポールで就労ビザを持った外国人)でシンガポールでイギリスの学生ビザを申請するのは可能か?
②シンガポールで申請することによって手続きのステップや提出書類の違いや申請において不利なことはないか?
結論:申請できるようだが、手続きの詳細は答えを得られず闇に包まれたまま。
を聞いて回った時の記録は下記の通りです。(もはや若干ただの愚痴)
イギリス大使館in シンガポール
英国大使館はシンガポールに滞在しているイギリス人の為の施設だから中にすら入れてもらえない。入口の警備員に門前払いされる始末です。Cecil Streetにビザ申請センターがあるから、そこで聞いてくれとのこと。私みたいな人もたまにいるからなのか、ご丁寧にビザ申請センターの地図が入口付近の壁に貼ってありました。
ビザ申請センターin Cecil Street,シンガポール
受付にいたお姉さんが比較てき親切でした。私の状況を説明したところ、「できるけど、違いとかはわかんないからイギリス本国の問い合わせとりあつかい部署に聞いて」と言われる。もう事前に何回かみていた公式ページのお問合せページを案内される。そもそもここで聞かずに足を動かすことにしたのは、質問するのにお金がかかるのです!Boo!ー電話だと1.6ポンド、メールだと5ポンド。なので、わざわざ施設訪問してたのに、結局これを案内される始末。
公式ページで問い合わせ
仕方がないから、公式ページの連絡先に連絡することに。聞き間違いとかでなにか誤解があると嫌なのでメール質問に5ポンド払うことにしました。ちなみに一つの質問メールで引き続き同じ内容の追加質問がある場合は、何度も返信することができます。また別件になる場合は別途お金を払わないといけないようです。
そして、5ポンド払って質問していただいた回答が「個人的な細かい状況へのアドバイスはできないといので大使館のホームページをご覧ください」という返信。
思わず

もう見たわ――――
と叫んでしまう返答でした。何回見ても載ってないからわざわざお金を払って聞いているのにこの始末です。やられた。イギリスのビザは本当にいいビジネスだなとしみじみ思った29歳の春でした。
日本大使館 in シンガポール
「外国にいる日本人同士だし、何かしら情報くれるかもよ。行ってみたら」という両親のアドバイスをきいて、可能性が少しでもあるならばと、藁をもつかむ想いで訪問してみました。そして見事に藁ごと川に流される結末に。
質問するやいなや、「そういうご質問は直接イギリス大使館に~」と営業スマイルで。本当はもっと質問したけれど、私も一応日本に20年以上住んでいたからわかりました。この笑顔は「もうこれ以上聞くんじゃねえ」と言っておるのです。あくまで、大使館としての仕事をしているから仕方なしです。
イギリス大使館in 日本
シンガポールの日本大使館で日本にあるイギリス大使館へ問い合わせてみてはどうかというアドバイスをいただいたので、連絡することにしたが、電話番号のみでメールアドレスの記載がありませんでした。国際電話は使いたくなかったので、母にお願いすることにしました。
しかーし!あろうことかシンガポールと同じ?自動の英語のアナウンスから始まり。。。母は英語無理なので、試合終了。日本なのだから、日本語のアナウンスにしてくれればいいのにと思うけれど、やはり英国大使館はどの国でも基本在住イギリス人の為の施設なのでしょうか。
日本国外・就労ビザ保持国での申請のリスクと懸念点
- 現職への退職届は2か月前申請(守れない場合現金にて支払いが必要)→直前に日本でとることに方向転換した場合現職の退職が2か月ノーティスなのでまじで間に合わなくなる≒現金を会社に払う羽目になる
- 退職日からシンガポールに滞在できるのは一か月間のみ(退職すると同時に就労ビザもなくなるので滞在する期限ができます)
- 今まで前例がなくエージェントは日本帰国ゴリ押し&知り合いの話を聞いても帰国してるパターンしかない
- 万が一学生ビザ取れなかった場合、記録に残され今後一生イギリスのビザ申請・入国が不利になる。
- 申請中に万が一何かあってもパスポートがないからシンガポールから出られなくる。
まとめ
大使館とビザセンターの役所訪問した結果と上記のリスクコラボして、結局、日本で申請することにしました。
誰もやったことがないなら、じゃあ私が第一号に!という気持ちもあったものの、給料がギリギリまで欲しいという切なる想いもあったものの、万が一のことを考えるとリスクがデカすぎるので、数十万円の為にシンガポールでの滞在を延長するよりも、諦めて日本で申請して空いた時間はバイトをすることにしました。
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