英国留学中のコロナ帰国で学んだこと【一時帰国のはずが本帰国】

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コロナでさまざまな社会問題がありますが、それはもともと、存在していた問題がコロナで隠しきれなくなったにすぎないことが多いように思います。それは個人レベルでも同じです。自分の力ではどうにもならなこともあり、帰国を選び、数週間後には英国に戻る予定だったのが、気が付けば本帰国。一連の出来事を通して、約5年間の海外生活を振り返る良い機会になりました。

長年の海外生活含め、今回の帰国騒動で改めて感じたことをざっくばらんにまとめてみました。

海外生活は金ありき

お金はいつでもどこでもあるに越したことないですが、海外生活だとより一層です。

数千万円の貯金があったりしたら話はまたちょっと話は別だけれど、割と限りある貯金で行った身としては、万が一このまま帰れなくなったら、延長料金なり払って滞在権はなんとかなるとして、貯金がなくなってしまう~

例えば、イギリスの南西部だと電車に乗って一駅移動するのに700円かかります。家賃はフラットシェアでキッチン共有なのに10万円します。それは英国という物価の高い国を選んだからだろうと言われそうですが、物価の安い東南アジアでも一緒です。基本物価は安いけれど、やっぱり慣れない土地でずっと頑張ってると美味しいものを食べたりキレイなホテルでゆっくりしたい時、やはりものを言うのはお金です。

Noriko
Noriko

あとは、外国人だと、地元の人が当たり前のように知っている割引情報とかを得るのにも時間がかかります。

コロナを機に留学生は不安定な立場であることが明確になった

コロナで差別が問題視されてるけれど差別はもとからある

欧州ではコロナでのアジア人差別がニュースになったり、SNSで話題になっていたりしましたが、ぶっちゃけそれはコロナなくてもあるものです。

私は、ラッキーなことに一度も英国留学の生活で差別されたと感じたことはありませんでした。でも、明日は我が身。たまたまラッキーだったけれど、一定数良い人がいるのと同様に一定数差別的な人はどこの国にだっています。もちろん日本国内にも。ただ海外だとぱっと見や話す言葉でよりいっそう標的にされやすいというだけなのですが。

世界が異常事態になると、人間の心理状態も異常事態になるものです。変な人増える分確率的により一層上がります。ということは、今まで差別されなくても、その確率もあがります。独り身で差別なんてされたらこの豆腐メンタル崩壊どころか私も酒におぼれて頭おかしくなっちゃいそう~という妄想による心配が爆発して、実はそれが主な原因で帰国を決めました。

滞在期間の制限と補償金の謎:ホームではない!

ホームではない!宙ぶらりん!もっと言うと旅人の延長かも?!

それを留学生という立場で痛い程感じました。留学生はもはや高いお金を払ってその国での期間限定の滞在権を得ているようなものです。シンガポール時代みたいに、現地で働いていたら、納税している分、ある程度の補償は期待できるけれど、もしくは主張する権利があるけれど、留学生となるともう最初から期間限定で出て行ってくださいって感じがまる出し。特に英国・米国の場合事実上そうだと思います。

この緊急時に、生活が苦しくなって、そもそも国から補償金が出たとしてそれは自分に適用されるのかされないのか。そんなことを考え始めていたら、ますますホームでなくてアウェイであるなとひしひしと感じました。

海外で永住権持っていない限り自由に働き方が選べるのは圧倒的に母国

海外ではビザで労働時間・条件など制限がある

外国人として海外に滞在する時のビザと言う制限で大分自由が奪われます。

例えば、私がシンガポールで勤務していた時はEPとSpassというビザを保有しておりましたが、副業は一切禁止です。それらのビザは企業サポートのもと作られ、企業名がビザに書かれてます。つまり転職するとなるとビザも再発行になるのです。

イギリスでの学生生活はTier4というビザでしたが、こちらは大学以上の学校に通っている場合最大週20時間、私は専門学校だったので最大週10時間が法的に許される労働時間でした。このビザだと、他にもフリーランス業してはいけないとかもろもろ縛りがあります。

日本だと、今は勤め先によりけりですが、副業しても複業してもフリーランスしてもビザ申請する必要もなく、ビザの承認待つ必要もなく、いくつでも仕事できて、何時間働いても問題ありません。こんなに働き方に選択肢があるのはやはり母国ならではです。

欧米の労働文化は自由というイメージがあったけれど、欧米の中でも一部の国の一部の人たち

欧米諸国の労働文化だけを考えると、フラットな上司との関係とか残業なしとか、そんなイメージないでしょうか?
私も、そんなイメージがあり、日本のねっとりした会社の繋がりが嫌すぎて、海外に憧れを抱いて海外生活を始めました。

しかし、実際欧米諸国と一言で言っても本当に国によって違うし、職業、会社によって違います。イギリスで出会った人は同僚との飲み会が週に一回あるって人もいました。あとは、稼いでいる人はやっぱり、基本的にどこの国出身であろうとむちゃくちゃ働いています。

新卒で日本で勤務していた時は制度や自由に働くという選択肢を知らなかっただけでは?

そもそも、私が海外に飛び出した主な理由は「日本で働きたくない」です。

日本に住むのはいいけれど、本気で日本で働くのは無理だと思っていました。というのも、私が新卒で入社した外資系ホテルの会社は、外資系なのに配属された部署は超縦社会の体育会系。ただでさえ、残業で長い拘束時間に加えて、行きたくもない飲み会にほぼ強制でしかも自分でお金払っていかなければならないのが苦痛でなりませんでした。

まず第一として、中にはホワイトな企業もあります。あとはここ数年で副業がOKになったり、クラウドワークスが広がったり、リモートワークになったりと、働き方の選択肢がもっとたくさんの人に知られるようになりました。自由に働く選択肢を知らなかっただけで、選ばなかっただけ。外国人と働きたいと思ったら、今や国際社会。いくらでも、グローバル企業は日本に存在します。本当はすぐそこにある自由な働き方を選んでいけば、いいだけのことと気が付きました。

ご飯とお風呂は最強。シンプルに幸せだと思う瞬間

長年の海外生活で、いつも考えていたのはなんだかんだで日本食のことw
海外に住み始めた瞬間、いつも当たり前に食べていた納豆や味噌汁は一気に高級品、ぜいたく品になるんです。

念の為、言って置きますが、私は何でも食べれます。タイ料理・インド料理大好きだし、カンボジアで虫も食べたし。ギリシャ料理のHummsは大好物。スペイン料理もイタリア料理もメキシコ料理も愛している。

それでも、やっぱり疲れた時や散々な一日を過ごした時、心落ちつくのは味噌汁。あとはお風呂です。冒険的で刺激的なことが多い海外生活はその反面、新しい種類のストレスでふるぼっこにされます笑 その度、考えてたのはお風呂と日本食。海外ではバスタブついてる物件見つけるの至難の業なんです。

コロナで心が不安定だった時、とにかく日本で日本食食べたい~と。

「モバイル・ボヘミアン」に学んだ日本を拠点に海外へ行くという選択肢

コロナ帰国後、かなりの数の本を読んでいたのですが、この本を読んでなるほど!と思いました。具体的には、東京を拠点に動くという考え方です。わざわざ海外に住まなくても、日本人のパスポートは最強で観光ビザで何か月も滞在できる国がほとんどです。

だから、わざわざ海外の限られた労働条件の中で頑張らなくても、東京でしっかり思いっきり稼いで、海外に好きな時に好きなだけ行くというライフスタイルを目指す方向で頑張って行こうと思いました。

まとめ

コロナの帰国を通して、自分の視点次第で、チャンスはどこにでもあるし、当然日本にでもあるということに気が付きました。

外国人と自由に働きたいならば、テクノロジーと国際化が進化した今、それは日本でも十分に可能です。滞在のビザを取るのは本当に大変なことだけれど、日本人のパスポートは世界最強という事実も忘れてはなりません。一定の期間であれば、面倒なビザ申請なくして、海外での滞在を楽しむことはいくらでもできます。

プロフィール

旅行した国は25か国以上。在住国は4か国。20代で3か国にてホテルとIT業界で勤務後、現在イギリスでアロマセラピーとスパセラピーの資格を取得すべく留学中。コロナで一時帰国中。

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Norico💛Overseas

コメント

  1. 中佑貴 より:

    Tier4ビザの記事大変参考になりました。質問なのですが、入力ミスで何度かキャンセル、リファンド手続きをしたと記事の中でおっしゃっていたと思うのですが、リファンドはIHSとビザ申請代金のどちらも回収できたのでしょうか?今タイムリーに申請しているところなので、非常に気になりました。返信お待ちしてます。

    • Noriko より:

      コメントありがとうございます。随分前のことなので詳細を覚えていないのですが、間違えてしまった分は一か月後くらいに銀行に振り込まれていました。

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