アラサーという第二の思春期(?!)に加えてコロナで半分強制で帰国せざるを得なくなり、私のギリホリ→永住計画はギリギリすぎて無念にも崩れた2020年。3月に帰国した時は日本に帰らないといけないなんて、本当、お先真っ暗だと思ってました。(いま思うと極端すぎる思考回路ですが笑)
キャリア迷子×恋愛迷子(あちらからアプローチ→好きがいつのまにか逆転→グレーが実らないパターンです!毎回w)まさに人生迷子の2020年の半ばこのままではいけない!と思い極端なまでのスピード感で読書した結果、思考が代わり不思議なことに幸福度が増しました。今はありがたいことに割と楽しく日本過ごしています。そしてそれは、読書の成果といっても過言ではありません。
もし、同じ様に原因不明の不安やモヤモヤで人生迷子の人がいたら、是非お酒じゃなくて本にお金を使って欲しい。そんな思いから、この記事では今年読んだ本を紹介していきます。長いので、タイトルから気になるところだけチェックしてくださいね!
人生迷子!キャリアも恋愛も迷子だったけれど本に救われた一年
海外在住経験者からすると、日本語のありとあらゆる本が新品でも中古でもAmazonでもメルカリでも手に入るのって当たり前のことではない。
一冊だと分からないけど十冊、二十冊の単位で読書すると自分の考え方が少し変わってるから不思議。
今年は本にかなり救われてる🧘♀️🌱#おは戦21014os— のりこ@生理痛・PMS解消サロン (@NoricoOverseas) October 14, 2020
今年は、日本に帰国してメルカリの恩恵に気づいてから、実は異様なスピードで読書していました。一日一冊の週もあったほどです。本当自分でも変態かと思うレベルで読みました笑
そして実際に同じ分野の本を何冊か読んでいるとその言葉が自分の血肉になっている感覚があるから不思議です。人生迷子なのは自分自身っていうよりも自分の思考に問題があるわけで…そのことに薄々気が付いていたものの、認めるところまで自分に向き合う時間なかったというのもあるかもしれません。
コロナ期に留学して帰国したおかげで割と宙ぶらりんな時間があり、そのおかげでよくも悪くも本当にいろいろ考える時間ができて、最終的には読書に辿りつきました。
私は結構ビジネス書とか自己啓発系が好きなので、振り返ってみるとその年がどんな年だったのか、何を考えてたのかわかるので面白いですね♪毎年恒例のシリーズ化していきたいです。来年はタイトルは「幸せいっぱいのアラサーが読んだ本」みたいな感じであることを祈る!!
読書は心を整える作用があることが証明されている
読書の日。読書療法という面白い治療法が存在する。イギリス政府公認で、医師が精神疾患の患者に対して「薬」ではなく「本」を処方するそうです。読書によってストレスは68%軽減されて、週に3時間半以上読書をする人は全く読まない人よりも死亡率が23%低いという研究結果などあります。読書は治療。 pic.twitter.com/2zUVXwE57R
— ふじむらたいき@行動心理の専門家 (@fujifujizombi) October 27, 2020
「読書療法(ビブリオセラピー)」という言葉があるほど、読書は心に平穏をもたらすことがイギリスの研究で発表されています。そして、私も異様に読みまくった結果その効果をかなり実感しています。ある程度の量読むと、多かれ少なかれ思考が変わってくるからです。私はブログプロフィールに書いている通りマザーテレサの”Watch your thought ~”の名言の信者なのでそれを今年は改めて体感しました。
物理的に旅に出るのが難しい時期ですが、心の旅は読書でいくらでもできます。もし同じ様に、思うようにモノゴトがいかなくて息詰まって悩んでいる人がいたら是非お酒じゃなくて、風俗じゃなくて、ギャンブルじゃなくて、占いドツボにはまるんじゃなくて、読書にお金を使って欲しい。と心から自分の今年の経験を通して思います。
悩んでるなら、モヤモヤするならとりあえず本読もう!今年読んだ本(一部省略、全部だと長すぎたので厳選しました)と一言感想を一挙ご紹介してくるので気になるものがあったらとりあえず読んでみてくださいね♪
人生迷子のアラサーのキャリアを考えるきっかけになった本
私の言うキャリアは海外にいるか日本にいるか問題が主な論点なのですが、こちら二冊を読んで「東京を拠点に海外へ一年に数か月行く」というのが今後の目標になりました。
「モバイルボヘミアン」本田直之
海外に住むことをなぜかいつも目標にしていた私ですが、移住ビザの厳しさ等は重々承知でした。それにどこの国でも基本悩むことは住まい問題。あとはビザの規制で副業は必ず制限されます。この本を読んで改めて、日本のパスポートの偉大さに気づきました。コロナが落ち着いた数年後に東京を拠点に行きたい時に行きたい国に行けるような生活が今後の目標になりました。
「Travel life」本田直之
こちらの本は今後のキャリアというよりも、今までの私のキャリアを肯定してくれているかのような本で、おかげで就職活動する際にとても自信を持って取り組むことができました。私は本当住む国も会社もぽんぽん変えているので、日本社会ではもう受け入れてもらえないのではないかという心配もありました。
でも、Travel life では、「旅や海外で仕事してるからこそ新しい考えが生まれたりフレキシブルに考えることができる」と書かれていて、「確かに海外生活のおかげで多くを学んだし他人が持っていない何かを日本で活かせるのではないか」と前向きに考え直すことができました。
人生迷子のアラサーのお金の価値観を変えてくれた本
日本で会社員を辞めた20代前半の時から、住民票を抜いてしばらく日本で税金を払っていなかったのですが、今回の本帰国を機に住民票を置くことに。それがきっかけで今まで考えたことすらなかったような税金、年金、国保のシステムや世の中のお金の動きとか考える年にもなりました。
「フリーランス税金で損しない方法」大河内薫/若林杏樹
この本は会社員の方でも一読の価値ありです!!!もし税金周りの知識が私みたいに全くないようだったら是非一度読んでみてください。全部理解するのは不可能ですが、なんとなく概要をぺら~っと見るだけでも、今後の身の振り方を考えさせられる一冊です。
「お金の真理」与沢翼
ドバイやタイにいくつもの不動産を持つ与沢翼さん。億、兆の単位でお金を持っている方ですが、最近は自分の生活費は3万円だとか。「年収でモノゴトを判断するのを辞める」「お金は稼ぐことも大切だけれど、欲望をコントロールして上手く使うことの方がもっと大事」そんなことを考えさせられた一冊です。
「革命のファンファーレ」西野亮廣
「世の中の人が現代社会で何にお金を払っているのか?」そんなことを取っても考えさせらえる一冊でした。自分でビジネスやってみたいと思っている方はぜひ読みたい一冊。
人生迷子モヤモヤアラサーの思考回路を変えてくれ幸せにしてくれた本
私は本当ないものねだり野郎なので実を言うとここ数年常にモヤモヤしていました。海外に出る前は海外生活が欲しくて、それを得た後「次はアジアは脱出」とか「もっと優雅に暮らしたい」とか次から次へとないものねだりが止まらんのでした。
ある目標を達成すると割とすぐにその目標達成後の現実に飽きることも散々体験してきました。それから、今この瞬間幸せでなければ意味がない!と考え始めて自分のものごとの考え方を変えていくしかないのかもと気づき、心理学・脳科学系の本をめっちゃ読んでます。この分野は今年読み過ぎたのでひとまずいくつか絞って紹介していきます。
セルフ・コンパッション:最良の自分であり続ける方法
コンパッションは思いやりの意味ですが、自分自身への思いやりを学ぶ本。短い本ですが、必要なことは全て書いてあっておすすめです。
世の中には「自信」とか「自己肯定感」とかいろいろな言葉があって難しく聞こえるけれど、結局自分自身をどれだけ思いやれるかかなと。
「ザ・マジック」ロンダ・バーン
これ!!他の記事でも紹介してますが、本当おすすめです!!!! とりあえずモヤモヤしてる人がいたら真っ先に試して欲しい一冊です。今あるものが尊く思えるようになって、そのおかげで現状に感謝して幸福度が上がる本です。毎日のワーク、最初はばかばかしく思うかもしれないですが、まずはやってみてください。
「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ」小池浩
こちらは引き寄せの法則をとってもわかりやすい言葉でご自身の経験をもとに解説されている本です。漫画みたいな感覚で2時間弱で読み終わったので、本に抵抗がある方にもおすすめです!!
「非常識な成功法則」神田正則
読書と同時に今年は、手書きで自分の感情をノートに書き出したりしています。こちらはYou Tube で目標を達成する為のノート術動画を作っていた方が紹介されていました。他の引き寄せ本と基本的な考え方は似ていますが、どのように実際にノートを活用していくのかが学べます。
なにが起こっても、「絶対☆幸せ」でいる法
どちらかというと脳科学寄りの本です。人間はストーリー・心の波や動きを楽しむ生き物だから、何があっても本当は幸せであるということ。また何か一つの出来事が会った時、グーグル検索みたいに脳内では過去の出来事や経験からその出来事への感情のラベルを探して反応の仕方を決定しているということ。
現実は個人のフィルターや想像を通して理解されているということを考えさせられる本でした。
恋愛迷子のアラサーに相手じゃなくて自分の弱さに向き合えと教えてくれた本
冒頭にも書きましたが、私やっと気づきました笑 毎回失敗のパターンが同じであることを。あちらからアプローチ→好きがいつのまにか逆転→いつの間にかなぜか私が追いかける側になってる→グレーが実らん!
これは流石に自分自身の何か変える必要がある様な気がして、めちゃくちゃ恋愛心理学系の本も読みました!どの本もテクニックというより自分自身の内省に役立つのでかなりおすすめです。下で紹介する以外にも、私と失敗パターンが同じ方はBrian NoxさんAre You Scaring Him Away?: The Top 4 Reasons Why Men Lose Interest Quickly (English Edition)も是非!!!
それにしても恋愛や心理学や自信の構築や投資とか税金などなど、この辺のテーマは本当義務教育でして欲しかったわ~と最近めっちゃ思います。
「恋愛依存症 苦しい恋から抜け出せない人たち」伊藤明
ちょっと思っていたより、内容重めでぶっちっゃけると最初の30ページで読むの辞めました。でも世の中にはDVとかそういうToxicな関係でも一緒に居続ける人がいるわけで、それって他人事じゃなくて誰にでも起こり得る可能性があること。人生にはいろいろな時期があるから。「選択権は常にどんな時も自分にある!!」ことは絶対に忘れてはいけませんね。
「Men are from Mars Womens are from Venus」John Gray
男性と女性では全然違う考え方をすることがわかりやすくまとめられている本です。私は以前、悩みがあると彼は論理的に解決してくれようとしてて、私はJust listen to me とか言ってたシーンを思い出し…いろいろ思い当たる節がありました。お互いの違いを理解しておくことは大切ですよね!!日本語版もあります。(ベスト・パートナーになるために―――男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた)
「恋愛自己肯定力LESSON」 Kana
途中にちょっと出てくる図解がめちゃくちゃわかりやすかったです!!幸せなパートナーシップ、幸せな人間関係の為に自分自身がどうあるべきかを学べる本です。
<完全版>引き寄せノート大切な人の特別な女性になる65の質問
いくら本読んでも、自分だったら、自分はどうなのかというレベルに落とし込めないとあまり意味がありません。この本は、質問に答えていくワークブックタイプです。本のデザインが可愛くて純粋に書く作業・時間が楽しかったです。
キャリア迷子のアラサーが今年読んだ仕事関連の本
今年はレンタルサロンでサロン開業、Webライター、フリーランスでスタートアップ関連の仕事(BOSSとの相性悪すぎて本契約サインせず撤退)、現在正社員で外資系D2Cと振り返るといろいろ流行り(?)の業界を経験させていただいてます。
スタートアップとD2Cに関しては割と未知の世界だったので、仕事が始まる前に関連書をいくつか読んでいました。普通に仕事関係なく面白かったのでご紹介していきます!
「最新版 お客様がずっと通いたくなる小さなサロンのつくり方」向井邦雄
サロンの方は、まだまだ改善点だらけで模索中なのですが、この本一冊買って置けば個人で小さいサロンをやりたい場合、何をするべきか、どんな戦略があるかの大まかなアイディアがつかめます。もちろんこれに加えて、Ameblo、Instagram、LINE、You Tubeなどいろいろ戦略考えなければならない時代ですが、価格の決定方法やお客さまを大切にしていくための基本が詰まってます。
「未来をつくる起業家 日本発スタートアップの失敗と成功21ストーリー」ケイシー・ウォール
日本と海外の起業事情の違いとその上で日本で成功しているスタートアップの事例があって面白いです。起業的な観点というより、私は「えー!このサービス知らなかった!!使ってみたい!!」的な観点で面白かったです笑 TechChurchとかでWebニュース常にチェックしている方々にとってはたぶんあまり新しい話ではないですが、ニュース見るのに波がある人は読んだら面白いはず。
「起業の科学 スタートアップサイエンス」田所雅之
これからスタートアップ業界で働く!という方にめちゃくちゃおすすめです。大企業が投資するシステムとか業界用語の基礎などが一通り学べます。
「沈黙のWebライティング」松尾茂起
Webライティングはたまにやったり辞めたりいろいろなのですが、今年帰国後はしばらくWebライターをしていたので、改めて勉強しなおしてみました。この本ブロガー界では誰もが紹介しているおすすめ本でここに来て初めて読みました。知っていること大半でしたが、新な発見も少し。これからブログやりたい人や副業でWebライターやってみたい人にはかなりおすすめです。
ちなみに私はWebライティングの仕事はクラウドワークスから一文字一円を狙って受注してます。(はじめは0.5円とかでも受けてました)
「D2C 世界観とで勝つブランド戦略」
アメリカで話題になっているD2C、Eコマースのブランド戦略を具体例と共に学べる本です。アメリカの今は日本の数年~5年後という傾向があるので、これから日本もこういう風になるだろうし、D2Cは今年のトレンドです。普段私たちが何気なく使っているSNSにもさまざまな仕掛けが組み込まれていて面白いですよね。個人でも情熱を持って上手くやればブランドを作れる時代なのです。
アラサー時代についていくべくSNSについて真剣に学ぶ!
今まではなんとなく適当にSNS使っていたけれど、結果を出す為に真剣に使おうという考え方に今年シフトしました。プラットフォームによっていろいろと使っている層や必要とされているコンテンツが違くてなかなか難しいですが(そして何より継続が難しい)、新しい挑戦は面白いですよね。なんと言ってもSNSは無料で始められるので、リスクなし。
「コストゼロでも効果が出る!LINE公式アカウント集客・販促ガイド」
5年ぶりに日本に拠点を置くことになって驚いたのがLINEです。今までも日本の友達との連絡の為に使ってはいたのですが、WhatsappとかFacebook で海外との友達とは連絡していたのでLINEの滞在時間が短かったんです。で、気づいたんですが、LINEがめちゃくちゃSNS化してる!!確かに日本で買い物行くとなんか「LINE登録でお得になりすよ~」と言われるがままに登録してます。この進化に全くついて行けてないので、もうこれは本買いました。
他のSNSより圧倒的に利用者が多いので個人サロンやD2Cブランドなどに役立つと思います。とは言え、まだ公式アカウント作ってないので今年中にせめてアカウントを作りたい!
「共感SNS丸く尖る発信で仕事を創る」ゆうこす
とっても読みやすい本で各SNSの特徴が一通りわかります。フォローワーさんが万単位でいたら、今はライブ配信でものが売れる時代。「ライブコマース」という言葉もこの本を通して初めて知りました。ゆうこすさんは若いのに可愛いだけじゃなくてとても戦略的で「モテ」へのこだわりと情熱が本読んでて伝ってきて、本当かっこいいなと思います。
これからは年齢関係なく、アラサーは年下の若者からは最新のトレンドを学び年上からは先人の知恵を学びという柔軟性を大事にしていった方が楽しく生きられそうですね!
さいごに
いかがでしたでしょうか。一冊でも気になる本が見つかったといいのですが。なかなか旅行に行けないご時世ですが、「本は心の旅」とも言えます。新たな考え方に千円ちょっとで触れることができるので最高の投資です。私はいつも外側に幸せを求めていたけれど、コロナをきっかけに内側に目を向ける貴重な年になりました。
皆さんも素敵な本に巡り合えることを心から願ってます。
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