スリランカでアーユルヴェーダ!Athreya Ayurveda Ashram滞在記

スリランカは、古代から伝わるアーユルヴェーダの本場として知られています。
この記事では、私が2024年の一月スリランカの中部HavaranaにあるAthreya Ayurveda Ashram(アスレヤ アーユルヴェーダアシュラム)での1週間のアーユルヴェーダ体験記をお届けします。

心身の癒し、デトックスを求める方必見です。

目次

アスレヤアーユルヴェーダの特徴

  • ジャングルの中でワイルドな環境(周りには何もない。動物の鳴き声が常に聞こえる)
  • 施設は高級ホテルとは違い素朴な感じ(虫も飛んでる)
  • 実際に火おこしをして温めてくれるスチームバスが伝統的!
  • 村に住んでるスタッフが作ってくれる野菜たっぷりのご飯がとにかく美味しい
  • スタッフとのやりとりは全て英語

さまざまなアーユルヴェーダ施設がありますが、特徴的なのはこのあたりです。価格も他の施設と比べれば若干安いと思いますが、安いからという理由でこちらはおすすめしません。
素朴でとってもナチュラルな感じなので、そういう環境を好む方におすすめです!

国際空港からアスレヤまでの移動方法

空港から宿は結構遠くて片道5~7時間くらいで1万5千円~2万円くらいでした。

アスレヤが現地の旅行会社と提携しているので、基本的にはアスレヤ経由で移動・観光全て手配してもらいました。

空港からの行きは、軍隊が本業の副業ドライバーさんでめちゃくちゃ優秀な方で高速道路使ってくれて途中寄り道しつつも5時間程度で済んだのですが….帰りがハズレでヒヤヒヤしました。
まずドライバーが道を知らないので、なぜか私がスマホで調べてナビゲート。そして途中エアコン壊れてリラックス旅の最後にサバイバル要素強すぎました。

今となっては良い思い出だけど、次行く時は移動方法は要検討。ちなみに宿で出会った欧米人旅行者たちは、チャーターを手配してスリランカ滞在中ずっと専用のドライバーがいました。

アスレヤの宿泊プラン

宿泊だけプランとオールインクルーシブのプランがあります。オールインクルーシブは、毎日数時間のマッサージ、食事(朝・昼・夜の3食)と朝のヨガが含まれていてお得!

周りに気軽に入るようなレストランなどないし、ほぼやることないので1日中観光に出かけてるとかでなければ、
オールインクルーシブがおすすめです!

1日のスケジュールはこんな感じ

7:00~ヨガ
8:00~朝ご飯
9:30~アーユルヴェーダトリートメント
13:00~トリートメント終わり次第、お昼ご飯
+自由時間。読書したりipadで動画見て過ごしました。
近場の観光(エレファントサファリ、シギリヤロック、Pindurangara)に行くのもありです。
18:00~/19:00~夜ご飯

典型的な一日はこのような感じでした。
トリートメントの時間は割と自由に変更してくれましたが、逆に他のお客さんとの兼ね合いで30分~1時間ずれ込むこともありました。

食事美味しすぎ!幸せ!

夕飯と朝食時はスープ前菜→メイン(ビュッフェスタイル)→デザートのフルーツ→食後のハーバルティー

毎食必ずこの順番で、もう毎日幸せに溢れてました。
ビュッフェスタイルのメインは毎日違うものを出そうとしてくれている工夫が伝わってきますし、野菜ってこんな食べ方あるのか!と感動の嵐でした。
しかもスリランカはマンゴーが本当美味しい国なので、マンゴー好きとしてはこの上ない幸せ(2回目)。

新鮮な野菜やフルーツがすぐ近くで取れる生活豊か!!

7日間の施術振り返りと特徴

アーユルヴェーダ施設によってはアスレヤは浣腸や鼻洗浄などもあるようですが、
そういうものは一切なくマッサージ+スチームバスのリラックスできるものでした。

また大半の方々がリラクゼーション目的で来るそうですが、ごく稀に真剣に治療目的でくるかたもいるそうです!

例えば….
カナダの60代の女性、若返り目的で2ヶ月
オーストラリアの男性慢性的な肩と首こり直すために2週間。

施設内のドクター曰く、「だいたい2週間あれば大丈夫!」とのことです。

7日間の施術の内容はこちら

1日目:合計3時間弱
スクラブ→ボディマッサージ→スチームバス 

2日目:合計3時間強
椅子に座って首肩頭マッサージ→ベッドで全身マッサージ→ハーバルボール→シロダーラ→スチームバス

3日目:合計3時間
椅子に座って首肩頭マッサージ→ベッドで全身マッサージ→シロダーラ→Greeva Vatiグリーババティ→スチームバス 

4日目:合計3時間
椅子に座って首肩頭マッサージ→ベッドで全身マッサージ→リフレクソロジー→シロダーラ→フットバス→マニキュア(足のつめ整えてくれました)→スチームバス

5日目:合計3時間
椅子に座って首肩頭マッサージ→ベッドで全身マッサージ→ミルクライスのスチームバス→スチームバス→ハーバルバス 

6日目:合計3時間
椅子に座って首肩頭マッサージ→ベッドで全身マッサージ→リフレクソロジー→グリーババスティ→スチームバス

7日目:合計3時間
椅子に座って首肩頭マッサージ→ベッドで全身マッサージ→スチームバス→フェイシャル

8日間の滞在で到着日はなかったのですが、出発日までしっかり毎日してくれました。

ワイルドな大自然でカジュアルなコミュニケーション!笑


気になるドーシャの診断は…私の滞在時は人で不足か私の行動が予測不可能すぎたのか数日後こちらから聞いたらサクッとカジュアルに行ってくれました笑
また施術自体も5日目でひとおりやったのか、6日目は何かリピートしたいものある?と聞いてくれました。

施術はスチームバスで終わるのですが、
タオルだけ巻いて自然の中の敷地内歩いて部屋に戻るのもワイルドで新感覚!
初日のスクラブの後裸にタオル巻いた状態で敷地内歩いて部屋でシャワーで落として戻ってくるというワイルドな感じ。最終日のフェイシャルの途中のパックのあとは自分で洗面台で一生懸命洗い落とします。懐かしい笑 

アーユルヴェーダならでは?のトリートメントの特徴


伝統的なスチームバス
草と一緒に蒸されます。このためだけに火おこししてくださる方がいるなんて….!贅沢!!!
Nika leave, Pavatta, Caster leave, Beli leave, Aratta Plant

シロダーラ
ひたいに10分くら温かいオイル垂らし続けるシロダーラ。途中いびきかいて寝てる。何日か続けてやると脳にいいそうです。過去一回どこかで受けたことがあったのですが、その時とは心地良さが違い圧倒的に良かったです!

グリーババスティ(Greeva Vasti)
Greeva=肩 Vasti=温める
湿布のような温かいオイルを集中的に凝りがある部分に垂れ流す療法。オイルが流れないように土手のようなものを作って行われます。 腰の場合はKati Vasti。

マッサージの部位
喉のあたりマッサージするのはアーユルヴェーダならでは
胸部と腹部も遠慮なくマッサージされるのは初体験!

フェイシャル
アロエベラを使ったり、ハーブ、ギー、サンダルウッドを混ぜたパックを使ったり。

セラピストさんについて

これは相性人によって相性もありますが、セラピストの資格持っている私(弱めのマッサージ好き)としては本当に最高でした。

正直、都内や旅行先でマッサージ受けると適当に雇われた人もたくさんいるわけで、多分あまり体の構造の勉強してない手の動きだな〜と思うことも多々あります。

でも、今回のセラピストさん歴15年くらいで、しっかり丁寧にマッサージしてくれていて人生で出会ったセラピストさんのトップ3には入ります!(相性もあります!) もう本当最高!

10日間滞在した体の変化

  • 毎日マッサージしてもらっていたので肩こりが消えた(滞在中は仕事してなかったのもでかい!)
  • 全身凝りがなくなり肌も綺麗になった
  • 毎日モリモリ満腹になるまで食べていたのに2kgくらい痩せていた
  • 血便が治った….! 胃潰瘍気味だったのが治った….!
  • 右手でマウス使うせいで背中の右側の出っ張り軽減(仕事してなかったのもでかい!)


このあたりが大きな変化です。
恥を捨てて血便に関して書くと、スリランカへ行く直前に空港税関通った後になりびっくりしました。初めてのことだったのでとにかく何が起こってるのかわからず恐怖。

「もうフライトキャンセルして日本にいた方がいいのか?」という気持ちもあったけどそれよりも「いや、むしろ東京でパソコンに向き合って添加物食べてるより行った方がいいんじゃない?」の気持ちが勝ちいきました。結果、快便になり本当良かった!

(血便は痔の可能性がほとんどみたいですが、続くようであれば早急に病院行く必要がありそうです…!ちなみに痔の原因は食生活やストレス、長時間座っているのも原因だそう。ストレスっていかなる不調にも影響を与えますよね。)

アスレヤ滞在時に持っていくべきもの!

ずばり!!「シャンプー」です。なぜならシロダーラで髪の毛がオイルだらけになるからです。

一応シャンプーなどは置いてあったものの…ちょっといつ詰めたのか不明な雰囲気漂っていたので笑 
また近くに気軽にお買い物行けるような雰囲気ではなかったです。多分頼んだら買いに行ってくれそう。

私は機内持ち込みに収めたいがあまりにお試し用のを少し持っていった程度なのですが、きちんと滞在期間分+少し多めに持っていくのがおすすめです。シャンプーの使い方がケチくさかったせいで、滞在中数日間かなりオイリーな髪の毛のまま過ごしました…..

帰国後、日常にアーユルヴェーダを取り入れた方法

10日間素晴らしい時間を過ごしたけれど、これでいつもの感じに戻ってしまっては勿体無いのでどうにか自分でできることはないかなと思って出会ったのがリッピーアカリさんの本です。
内容が素敵すぎて3冊全て買ってしまいました。これは、アーユルヴェーダ行く前でも行かなくてもぜひおすすめの本です。

さいごに

この滞在は自分へのご褒美、プレゼントと言える最高のリラックス期間でした。1週間滞在しましたが割と途中で飽きてる時間もあったので3〜5日でもいいかもしれません。

私は年始にスリランカ行ったことで、封印されていた海外スイッチがONになり一年の過ごし方が大きく変わりました。今年は去年よりもずっと自分らしく過ごせています。

もし忙しくて疲れてる時は、何とかご自身の為に調整して是非リフレッシュに行って欲しい場所です。

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この記事を書いた人

七転八起な人生を送るアラサー女子。旅行した国は25か国以上。在住国は4か国。20代で3か国にてホテルとIT業界で勤務後、イギリス留学で代替医療セラピーの資格を取得。Web制作・Webデザインでフリーランス。

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