夏に野沢温泉の外湯巡りやってみた!マナー・持ち物・熱さ徹底解説!

 

野沢温泉村の外湯って実際どんな感じなの?持ち物は??地元の人へのマナーは?

そんな疑問とちょっとの不安をこの記事では解決します。野沢温泉村滞在中に実際に四カ所の外湯に入ってきたので、想像と違った点や失敗談を踏まえて、快適に外湯を楽しむためのコツを夏ならではの魅力と合わせてご紹介していきます。

 

目次

野沢温泉村の外湯とは?

野沢温泉村

野沢温泉村

野沢温泉村は、野沢菜発祥の地として有名ですが、日本で唯一街の名前に「温泉」がついている貴重な温泉村のです。街には40の温泉の源泉があり、「外湯」と呼ばれる共同浴場は13カ所にあります。誰でも無料で入浴できて営業時間は、朝6時~23時もしくは24時までです。江戸時代から湯仲間という制度によって守られてきた歴史ある地域の共有財産なのです。

Noriko
Noriko

街の中は湧き水や水路が至るところに整備されていて、水が流れる音が街中で聞けて歩いているだけでもとても癒されます。到着初日は、雨かと思ったのですが、雨でなくても雨がちょろちょろ降っているような音がしました。

野沢温泉村の外湯のマナー

野沢温泉 外湯のマナー

野沢温泉 外湯のマナー

・水着の着用NG
・浴槽で身体洗わない
・飲食禁止
・酔っぱらった状態で入らない
・入る前に身体を洗う

他の温泉とマナーに関しては特に代わりないので普通に入っている分には問題なしです。


ただし、私は初めて入ったのが野沢温泉のシンボル大湯だったのですが、そこで地元のおばあちゃまに注意されたのが「木の淵に座ってはだめ!」とのことでした。何故かと言うと、座ることによってダメージを与えてしまうそう。

お湯が熱くても、古い木の枠で囲われている浴槽には、淵に座って足湯もしくは半身浴はNGです。入るか入らないかの二択ですね。

野沢温泉村の外湯実際に入って来た!

ここからは私が野沢温泉村の外湯に実際に入ってみて驚いたことや、注意を受けたこととそれぞれの外湯の熱さや感じたことをご紹介していきます。

野沢温泉村の外湯はシャワーもタオルもない

 
外湯は無料なので、基本的に一般的な旅館の温泉みたいにタオル、シャンプー、ボディーソープなどのアメニティは一切ありません。そしてシャワーもありません。鏡もあるかないか微妙。

シャワーがないけどどうしているのかというと、浴槽のお湯を外湯においてある桶ですくって熱ければ水の蛇口があるので水を足して身体に掛けるタイプです。

髪の毛とか洗ってるおばあちゃんもいたけれど、シャワーなしでミディアム以上で髪の毛洗うのは至難の業です。身体は入る前のエチケットとして、またお湯の熱さになれる為にも流します。ボディーソープは使わなくてもよいけれど、必要であれば、もっていくのもありです。
Noriko
Noriko

身体をキレイにする目的よりあくまで外湯で温まる・外湯を体験する目的で使ってました。私は毎晩別途宿でシャワーに入って髪の毛洗ってました。

外湯に利用時の持ち物・注意事項

アルペンヴィラのざわ の玄関に置いてある外湯キット

アルペンヴィラのざわ の玄関に置いてある外湯キット

タオル!!(必須)
・ボディーソープ(シャンプー・リンス)
アメニティは一切ないので、湯上りの身体拭くようのタオルは必須。シャンプーリンスは上で書いた通り、個人的にはいらないかなという感じですが髪の毛も洗ってしまいたい場合は持っていきましょう!汗臭い時などは、ボディーソープもっていくのはありです。
 
貴重品は最低限にしてできればお財布とかは宿に置いてきた方がいいです。もしくはクレジットカードなどは抜いてきて、帰りにアイスや夜ご飯食べるなら、その為の現金だけを入れていく等工夫しておくのがおすすめです。
 
Noriko
Noriko

夏場はオフシーズンで空いていたのでよかったのですが、「盗難に注意!」のサインがあちこちにありました。貴重品用のロッカーもありましたが、数が限られているのといまいち鍵の開け方がわからず….

余談ですが、私が宿泊した宿(Villa Nozawa/アルペンヴィラのざわ)では、玄関にシャンプーリンスーボディーソープとタオルと持ち運び用プラスチックのかごがおいてあって自由に持っていけるようになっていました♪

①大湯

野沢温泉のシンボル大湯

野沢温泉のシンボル大湯

記念すべき一つ目の外湯は野沢温泉村のシンボル大湯です。
おそるおそる開けてビックリ!すぐ脱衣所なのでワイルドですw 一応外からは浴槽は見えないような構造になってますが、もう一個くらい扉があるのかと思ったらそんなことなくて、すぐ脱衣所。

入浴したのは午後4時頃。時間帯のせいか地元のご年配の方々が数名いらっしゃいました。初めてでうしていいのかわからず、周りの方の様子を怪しく見つつ桶で体にお湯かけまくった後に入浴しました。

一番歴史がある感じで、浴槽は木の枠で囲まれていました。(枠の淵に座るのはダメージを与えてしまうのでNGです。)

②熊の手洗い湯

野沢温泉 外湯 熊の手洗湯

野沢温泉 外湯 熊の手洗湯

こちらは宿の方ゴリ押しだったので言ってみたのですが….いまいち良さがわからず。勧めてくださった方が男性だったので、あれですね。景色とかだと、男性風呂は窓開けられるけれど、女性風呂は開けられないなどの理由もありそうです。

こちらもというか外湯はどこも開けるとすぐ脱衣所。大湯との違いは、新しい分、浴槽はコンクリートで熱かったら端に座って足湯も可能です。まあまあ入れる熱さ。午後3時くらいで、他の観光客の方が入れ違いでちらほらいました。

③新田の湯

野沢温泉 外湯 新田の湯

野沢温泉 外湯 新田の湯

朝7:00-8:00 の間に入浴。女湯は誰もいなかったです。そして、熱い!!!桶に組んで身体にお湯かけるのがやっとで、お湯かけまくって退散。曜日によっては朝の時間お湯の入れ替えで午前中入れないことが在る為要チェックです。

目の前にある神社がなんとも絵になる外湯です♪

④中尾の湯 

野沢温泉外湯 中尾の湯

野沢温泉外湯 中尾の湯

こちらも朝7:00-8:00 の間に利用。女湯は誰もいませんでした。広々した作りで解放的でしたが、めっちゃ熱い!!!こちらは新田の湯よりもさらに熱い感じで、桶に組んだお湯もかけられないのでさらに水を足してやっと身体に掛けられるレベルでした。

足湯も無理なレベルでめちゃくちゃ熱かったです。あつ~いお湯が大好きな方にはおすすめです。

夏季限定、冬季は閉鎖している足湯

野沢温泉 足湯 湯らり

野沢温泉 足湯 湯らり

坂の上にある足湯湯らりは景色を楽しみながらぼーっとできる素敵スポットです。坂道で疲れた足を癒せます。温度は暑すぎず。タオル忘れたけれど、夏だし、すぐ乾くし多少濡れてても気にならずでした。

近くには神社や温泉街の写真でよくみるお湯がぼこぼこ湧き出るフォトスポットやお土産屋さんやかき氷など売ってる売店もあります。足湯の周辺に、温泉街の要素がぎゅっと凝縮されています。

番外編:野沢グランドホテルの露天風呂

野沢グランドホテルの露天風呂

野沢グランドホテルの露天風呂

こちらは外湯ではないですが、景色がいいという話を聞いたので有料ですが行ってきました!

グランドホテルは3階に大浴場と4階に露天風呂があります。それぞれ繋がっているわけではないので着替える必要あり。4階には3階の端にある露天風呂専用エレベーターを使っていきます。着替えがメンドイので4階の露天風呂に直行。野沢の街が一望できるのです。

注意点としては、あくまでもホテル客の方優先なので外からだと入れない場合もあります。私が訪問したのは8月の平日の午後2時ということで、午後5時までなら使ってOKとの許可いただき入れました。あまり期待せず、入れたらラッキーくらいでの訪問がおすすめです♪

時間帯が時間帯なので、誰もいなくて貸し切り状態。全裸で読書という新しいタイプの優雅な時間を過ごすことができました。

入浴料金:1000円(小さいタオルついてくる)
バスタオル借りる場合 +300円

夏の温泉は意外に快適

さて、「夏に温泉ってどうなの?熱くない?」と疑問に思われるかもしれませんが、意外に快適かつリラックス効果抜群でした。

1.身体は夏でも冷房とかで冷えてる。温めるべし。
2.夏は基本Tシャツとズボンとかワンピース一枚とかなので着替えがラクチン♪
3.坂道が多い村なので冬は雪が凍ったりしたら歩くの大変そう

冬の寒い時期だと、何枚も重ね着してたり、嵩張るジャケットだったり女子はタイツ履いてたりすると着替えがいちいち面倒ですよね。その点、夏場は半袖一丁とかだから、一枚脱いで下着脱いですぐ入れるので冬に比べて着替えやすさ抜群です。

また、野沢温泉村は坂道が多いので、冬とか雪が解けかけていたりする時期だと滑って転びかねない感じです。(←特に私w)夏はその心配無用ですいすいあるけるのも魅力です♪

さいごに

いかがでしたでしょうか。マナーは普通に入っていれば特に心配する必要なしで、持ち物はタオル!!と覚えておきましょう。夏に温泉のイメージはあまりないかもですが、夏だからこそ入れる足湯や着替えの楽さなど魅力もあります。

外湯で温まって身も心も癒されましょう♪

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この記事を書いた人

七転八起な人生を送るアラサー女子。旅行した国は25か国以上。在住国は4か国。20代で3か国にてホテルとIT業界で勤務後、イギリス留学で代替医療セラピーの資格を取得。Web制作・Webデザインでフリーランス。

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