東南アジアの英語事情【なまりと生活に必要な英語力を考察】

4年半の東南アジア生活から東南アジアの英語なまりと東南アジアで必要な英語力について解説します。これから東南アジアへの訪問予定がある方、東南アジアへの移住や就職を考えている方の参考になれば幸いです。


目次

東南アジアの英語事情・基本なまりがあるから英語マジックがある

東南アジアの英語マジックとは?

わたしが勝手に造語。東南アジアでペラペラと欧米英語の発音で英語を話す人に出会うと、たったそれだけで、その人が大変魅力的に見えてしまう現象。

なぜなのか原因を考えてみました!

原因①シンガポール・東南アジアという土地柄、基本的になまり強め

日本人の英語がジャパニーズイングリッシュと言われるように、大半の人は、英語を発音する時に母国での発音形態を完全に切り離すことができていないのが現状です。東南アジアに在住歴、合計4年半(ベトナム半年、シンガポール4年)見た目ではあまり変わらないけれど、英語を聞くと、よっつシンガポリアン!!あ、この人ベトナム人~はい、韓国人!お、フィリピーノ~って国籍聞かなくても大体出身がわかります。それって決して悪いことじゃないですよね。母国語じゃないから当然だし、みんな勉強して努力して身に着けた言語なんだから。
しかし、やはり生活していると、なまりがすご過ぎて、???三回くらい聞き直したり、途中からちょっと諦めて適当に相槌打ち始めたり(ごめんよ~)とかも実際なくはないです。

そんな中、見た目は欧米系じゃないけれど、ぺらぺらぺら~ってめっちゃ欧米英語話す人(≒英語で教育を受けてた人・自力で身に着けた人)に出会うと多少一目置いてしまうのは否めない。

Noriko
Noriko

個人的にスペイン語母国の人が話す英語がなぜか落ち着きます。理由はおそらくネイティブすぎると早くてよくわからないし、今の自分のレベルにぴったり。スペイン語母国の人たちはクセは多少あるもののなまりはきつくなく、たまにわからない単語とかあってもお互い第二言語だから遠慮なく聞ける。

原因②メラビアンの法則~Mehrabian Rule~

皆さん、就職活動時などに第一印象が大事という話をどこかで聞いたことがありますか?
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンよると7%(言語情報)38%(聴覚情報)55%(視覚情報)で人の第一印象は決まるそうです。

要は話してる内容なんて、第一印象を決めるのにほとんど関係ない。この法則によると、聞こえてくる音が38%も占めているので、自分が理想としている英語の発音だったらそれだけで、魅力を感じてしまうのは納得。得に英語学習者の多くは自分が理想とする・憧れる発音があるのではないでしょうか。

東南アジアの国別英語力(独断と偏見による)

 

ラオスやミャンマーはまだ訪問したことがないので今回は割愛します。

ダントツ一位なのがフィリピン!元気はつらつで流暢なしゃべり方がとっても特徴的でフィリピン人だとすぐわかる♪女の子がとってもパワフルな国民性です。正直それ以外はどっこいどっこいって感じもしますが、二位は都会度の高いタイでしょうか。三位のインドネシアはベトナムとかとあまりかわらないもののなまりが弱め。ベトナムはなまりちょっと強めでカンボジアも似たようなかんじ。タイ・ベトナム・カンボジアはどことなくなまり方が似ているような。特にタイとカンボジア。地理的にも近いし、言語も兄弟なのかもです。

シンガポールは圏外です。なぜかというとシンガポールの英語はなまりとかいうレベルではなく、中国語の文法や表現方法を混ぜまくった英語・シングリッシュはもはや立派な一つの言語だと思うのです。

Noriko
Noriko

ちなみに私はなぜかタイ人とよく間違えられます笑 見た目的な要素というより、英語が起因している模様。
なんで日本人だと思わなかったの?と聞くと「あなたは英語が話せるから!」っていう嬉しいようで嬉しくない返答が返ってくることも過去数回。余談ですが、個人的な経験からの肌経験として、残念ながら東南アジアでは日本人は英語話せないという印象が割と広く広まっている印象です。

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東南アジアで必要な英語力

文章で英語が話せること力があればOKです。長い分を話す必要もなくて5~10単語くらいで話す練習をすると良い準備になります♪

形容詞や副詞を使いこなす必要は全くないし、逆に使いこなせてもあちらが理解してくれないこともあるのだ。発音もそれほど気にすることはないし、細かい文法を間違えても、問題ないのが英語話し始めの人嬉しい東南アジア。だってみんなにとって外国語だから、ぶっちゃけどれが正しいかはあいまい。複数のSとか過去形変換とか間違えても普通に理解してくれるのです。

とはいえ、今や世界中にいろんな国の人がいるのでネイティブの方と話すときはまた別問題だし、正しい英語に触れにくいというデメリットがあるものの、間違いに寛容な東南アジアでは英語を話すことに抵抗がなくなるというメリットもあるのではないでしょうか。

英語マジックと上手く付き合おう!英語力で人を判断してしまってるなと気づいたら

まあそれはそれであり!!笑
だってその英語の発音もその人の一部だから。流暢な英語の発音でその人に魅力を感じて、ポジティブな気持ちを抱くのは多いにありだと思います。英語の発音もその人の一部なんだから。その人の今までの生き方がそうさせたのだから。もし、あまりにもそこに集中し過ぎてしまっていたら、一度その人が話す内容を自分の脳内で日本語にしてみたり、その人の行動に注目してみるのもいいかもしれないですね。

ポジティブな感情だったらいいのですが、逆にそれだけでネガティブな印象だったら、本当は素敵な人かもしれないし、何か学ぶことがあるかもしれないのに、なんか面白い話聞けるかもしれないのに、ちょっと勿体ないですよね。そんな時も、話している内容や行動に集中してみるといいかもしれないです☆

逆に自分に置き換えよう!

※これはわたし自身へのメッセージです。
そんな風に英語マジック に気が付いたならば、自分がそのマジック使う側になろう!ビジネスの場、友人作りの場、人間関係って第一印象だけではないけれど、でもやっぱり大事。そんなイロイロな場所に転がるチャンスや出会いを生かす為に、人を判断する前に自分の英語をネイティブレベルにしょう!

さいごに

4年半の東南アジア生活での気づきは、海外生活では英語力も第一印象を大きく左右するということでした。経済発展中の東南アジアは観光業や今後のビジネス夢たくさんで、本当に皆さん勤勉です。独学で英語を勉強して、留学なんてしたことなくても文章で話す人たくさん!でもやっぱり外国でなまりを自分の国の発音の癖をなおすのってまた別次元のお話。そんなわけで東南アジアに住んでいるとなまりたっぷりの英語に慣れてしまって、もはや普通の英語聞くと逆にわからんってことも笑 そんな状況なのでぺらぺら聞こえる欧米英語はなぜか美しく聞こえます。

そんな気づきを是非自分に活かして、今後の海外生活を満喫すべくネイティブ英語に近づけたいものです。

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この記事を書いた人

七転八起な人生を送るアラサー女子。旅行した国は25か国以上。在住国は4か国。20代で3か国にてホテルとIT業界で勤務後、イギリス留学で代替医療セラピーの資格を取得。Web制作・Webデザインでフリーランス。

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