シンガポールのシムリムスクエアで過去4年に渡って、ASUS パッド、崩壊気味のI-phone 6、Samsung のスマホ、Lenovo のノートパソコン(AMD)を販売してきました。私の体験談と実際の売値と売る時のコツをご紹介していきます。使わないガジェットをどうにかしたい方は是非ご参考にしてください。売れないと思っているものでも意外とランチ代くらいにはなります。
シンガポール・シムリムスクエアとは?
シンガポールの秋葉原と呼ばれる電気街です。電気街とはいえ、ビル一つですが、6階建てでローカルな雰囲気のビル内に電化製品がズラーっと並びます。
Rocher 駅の出口Aから徒歩3分。最近は駅から屋根がしっかりついたので雨の日でも一切濡れずにいけます。
私個人の見解としては、シムリムスクエアでは、買うより売ろう!!です。たまにですが、騙されたというニュースも目にするからです。大金払って、使えないとか泣き寝入りするのはごめんなので、購入するのはChallenger で売るのはシムリムスクエアがモットー。機械に詳しい方、どこを確認すればいいかわかっている方にとってはお得価格で買い物できる素敵スポットかもしれません。
ちなみに、店内買いますって表示はないですが、片っ端から聞いていくと一つや二つは買い取り対応のお店が各階にあります。私が過去4年に渡って売ってきたものの状態と売値をご紹介していきます。もう絶対こんなの売れないと思っているものでも以外とお小遣い程度にはなります。
ASUS Zen pad 売却 2016年
一番最初の売却品は会社の年末パーティーでくじびきで運よくいただいたAXUSのパッド。ありがたいけど、いらないことこの上なかった。
というわけで箱入り新品ぴかぴかのパッド(お店で買うと元値は200SGD弱)を60SGDで販売。一回目の訪問はあまり、入口入ってすぐのお店しか聞かず、そこですんなり売却しました。というのも事前にCarousellに掲載していて「いいね」はいただいたもの買いたいという人はなかなか現れなかったのです。考え方によっては損だけれど、使わずに部屋で眠っていた鉄の塊が60SGDに変身したので満足でした。
スマホ×2個 売却 2018年
i phone 6 ~スクリーン木っ端微塵~
2018年の販売時の約6年前。新卒で勤務開始してから、祝ガラケー卒業。
その約二年後、数回にわけて落としダメージを与え続けていた結果、うっすらとひびが入る。その後ベトナム勤務を経て、シンガポール滞在後初の一時帰国時に高校時代の友人と京都の忍者屋敷に行ったときに本気になりすぎてポケットから思いっきり落とす。ひび拡大!!
最後のとどめは、シンガポールに帰国後。書類の間に挟まっていたのに全く気が付かず、椅子の高さから思いっきり落とし、触ると危険なレベルになった。
[st-kaiwa1]I-phoneに関しては、日本一時帰国時にも売却未遂(笑)を起こしたが、ドアホなことにパスワードが思い出せずデータを削除できなかった為、売れなかった。ちなみに東京、池袋にあるIphone修理本店での提示価格は500円でした。I-phone 販売する時・データ削除の為にアップルパスワード必須です。[/st-kaiwa1]
Samsung ~元値格安200ドルで購入して2年半使用~
こちらはシンガポールに来星してから約2年半、使い続けていた。一番最初にとりあえず駆け込んだシングテルの店で200ドルくらいでなんでもいいからー!!と言って買ったもの。当時はまだ仕事が試用期間中で、かなり不安定だったため、とにかく何でもよかった。サムソン、バカにしてたけど、日本のラインもうまくトランスファーに成功した。写真の画素は微妙なのでiphoneを持っている友達に送ってもらい、何気に結構愛着がわいていた。ただ後ろの部分が知らぬうちにすこしずつかけていて、もちろん?!画面にもうっすらひびが入っていた。
二つのスマホの共通点と販売価格
ずばり、落とし過ぎて人様に売れない!!
落とした思い出でいっぱいの携帯電話たちをこんな状態でCarousell(シンガポールのメルカリ)に投稿して個人に売るわけにはいかないのです。一瞬、もう捨てるしかないと思われるほど、悲惨な状況でもプロの内部の部品が欲しい人たちがいるのです。そのことを知ってから取り合えず行動してみることにしました。
結論から言うと、二つ合わせた価格は10ドル!笑 ホーカーズのランチ代にはなるかなと言った感じの儲けでした。
買収チェックポイント
今回上記の二つ歴史ある携帯電話をもって10ドルで売るにあたり、心折れながらもシムリムスクエア内の1階3店舗くらいに交渉してみました。各店からの反応から感じたチェックポイントは下記の通り。
・バッテリーが生きていると見た目はこんなでも結構価値あるらしい!
→(私の場合)バッテリーが生きているとかなりまあまあの金額が着くそうだけど、なにせ6年ものなので当然バッテリーはほぼ瀕死状態。
・日本で購入の携帯電話はシムロックという罠!!
→(私のがっかり話)i-phone は見た目がこなごなでも20SGD支払うと言われたのですが、SIMロックがかかっているせいで、ローカルのSIMが使えないことが判明した瞬間、”don’t want”とと言われました。Σ(゚д゚lll)ガーン
・Samsungには興味なしって感じ
→(私の格安機器の場合)i-phone は古くても壊れてても興味を持ってくれるのですが、Samsungに関しては私の機種がもともと安すぎるからか、こんなのいらないよーって感じの反応でした。
本当もう売れないかと思ったけれど、三つめのお店では「いくら欲しい?」と聞かれ弱気に「二つで15ドル」と伝えて、チェックの為待つこと10分。
「古いから二つで10ドルでいい?」に承諾に至りました。
反省点・これから売りに行く方へ伝えたい
- I-phoneはバッテリーが生きてる段階でもっと早く売るべきだった。
- 最後までもっと強気で行くべきだった。例え見た目がぼろくても、部品は使えるものがあるはず。二つで30ドルとか言って、20ドルくらいで落とすべきだった。
- 三店舗くらいで決めないで、もっと本気で気合入れて、10、20回るつもりで商売根性みせるべきだった。体調が万全の時に本気で行くべし。やっぱり気持ちが大事!!
- なぜか、帰りの電車で、英語のローカルの人が書いている記事を見たら、三階の店舗が信頼できると書いてあるではないか!なぜ、帰りに読む?!わたしのばかー!次はローカル記事をしっかり読んでから挑む!
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Lenovo ノートパソコン(AMD)売却 2019年
Lenovo G505
プロセッサ AMD E1-2100
RAM 4.00GB 64 bit
テレビ並みにデカくて重いノートパソコン。5~6年前に4万円という格安価格で日本で購入して、お金がなさ過ぎてなんだかんだ5年は使いました。ちなみにキーボードはローマ字とひらがなの記載がある日本仕様。動作の遅さは化石並み。遅くて遅くてこれを使っていた時は自分は石器時代の人間ではないかと錯覚してしまうくらい。こんなの誰がいるんじゃと思って、Carousell投稿はせずに、シムリムに直行。今回は、前回の訪問を生かして3階に行ってみたのですが、肌感覚で難易度はあまり変わらず最初の3店舗くらい断られて、気分転換に4階へ侵入。エスカレーターすぐ近くのインド人経営店で30SGDで引き取ってくれました。休日のブランチ代くらいにはなったのでよしとしたい。
途中3階でターバン頭に巻いたおっちゃんと人生や移民について話し込んでしまったのですが、
「うちでは引き取らないけれどCarousellで売ったら50ドルから100ドルで売れたと思うよ。」との意見をもらいました。
「あなたが遅くていらない&売れないと思っているものでも中国やインドなど貧富の格差が激しい国出身者の中ではプロセッサがAMDでもまだまだ価値ある」と。
確かにいろいろなマーケットを考えると、とりあえず無理だと思ってもまずはCarousell投稿してみてだめだったらシムリムがいいかもです。ちなみにおっちゃんのおすすめはGumtree でした。
さいごに
いかがでしたでしょうか。以上が私のシムリムスクエアでのガジェット売却体験談でした。共通して言えるのは、いろいろな可能性があるので無理だと思わずとりあえず売りに行ってみるということです。ただのゴミになってしまうものがちょびっと行動することでランチ代くらいにはなる可能性大です★
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