マッサージスクールはバンコクかチェンマイ
タイ本国にある外国人用のマッサージスクールは、バンコクとチェンマイに集中しています。英語のコースだけではなく、日本語でコースを受けられるスクールもあります。タイ政府が認定しているスクールも多いので、せっかくコースを取るならば、そのようなスクールを選ぶといいでしょう。また英語のスクールに関しては、自然治癒への関心が高い欧米諸国で認知されているコースもあります。
日本語対応のスクールに関しては、宿泊施設が併設されているところ(表の☆)が多い傾向です。コースはだいたい1週間(5日間)で3万円くらいで宿泊込みだとプラス1万円といった感じです。下記にてメジャーな学校をご紹介します。
日本語スクール | 英語スクール | |
バンコク | TTCスパスクールバンコク☆ (http://kyodosmile.com/)ワットポーマッサージスクール・スクムビット校(http://watpo-school.com/) |
What Po Thai Traditional Massage School (http://www.watpomassage.com/2014/index.php) Thai Yoga Massage School Bangkok Thailand ((https://yogamassageschool.com/) |
チェンマイ | CLSマッサージスクール☆ (https://clsmassage.jp/)TTCスパスクール☆ (http://ttcspaschool.jp/) |
ITM Thai Massage School (http://www.itmthaimassage.com) -日本語クラスも在り Sunshine Massage School (http://www.sunshine-massage-school.com/) Thai Massage School of Chiang Mai (http://www.tmcschool.com/) |
タイ本場で学ぶメリット
費用が安い
私はThai Massage School of Chiang Mai の基礎コース1週間(5日間30時間のコース)でディプロマを取得しました。その際に観光も兼ねて、ゆっくりと9泊10日間の滞在をしましたが、全部込み込みで使ったお金は10万円くらいです。
コース代:約3万円(8500THB)
宿泊代:約2400円×9泊=約2万1600円
航空券:約3万6千円 注:シンガポール発
土日に参加した料理教室:約5000円
早朝ドイステープ寺院観光ツアー:約4000円
10日間の飲食代:約5000円(1食140円~500円くらい+カフェ)
タイマッサージにまつわる歴史や文化を肌で感じられる
タイマッサージはバンコクにあるワット・ポー寺院発祥なのですが、チェンマイにも寺院はたくさんあり、マッサージを受けることができます。街中よりも格安で設備はとても簡易的です。学校が4時に終わるので、その後に施術を受けて見たりして体験できます。また、休日の観光の際のツアーガイドさんによると、タイの病院で治療目的でマッサージを受けることもあるのだとか。こういった情報は、現地に行ったからこそ、見たり聞いたりして体感できるものです。
世界中の生徒さんとの交流
英語のコースを取ると、いろいろな国から来た生徒さんと共に授業を受けることができます。まさに留学と呼ぶにふさわしいのではないでしょうか。
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TMCにした理由
たまたまネット検索で上位だった為
英語検索でThai Massage School みたいな感じで調べると、一番上に出てくること、またホームページの雰囲気が直観的になんとなく信頼できそうという、それだけの理由で割と即決しました。
欧米で認知されている為
申し込み時、カナダでのギリギリワーキングホリデーを企んでいたので、カナダやアメリカで認知されている点も大きかったです。
ゆっくりした雰囲気のチェンマイで学びたかった為
バンコクは以前に行ったことがあり、高層ビルが立ち並ぶ大都会という印象が強かったです。学びに行くけれど、旅行も兼ねてだったので、せっかくならリラックスしたいと思いチェンマイにしました。
TMC(Thai Massage School Chaing Mai)の詳細
しっかり安心できる予約・手続き
予約はオフィシャルページからしました。
驚いたのがメールの対応がとても早くそして丁寧でした!本当に超丁寧。こちらのマッサージスクールは量は完備しておらず旧市街地に複数のピックアップポイントがあり、送迎バスが手配されます。ピックアップポイントの地図やおすすめの宿泊先リストなどがしっかり用意されており、聞けばすぐにワードやPDFにて送ってくれます。手続きは、事前にウェブ上で10%支払い、残りは現地で支払いました。現地での支払いもクレジットカードOKです。
どんな人がコースに参加しているの?十人十色な生徒のバックグラウンド
生徒の国籍
カナダ・チリ・マダガスカル・アメリカ・スイス・ハンガリー・オランダ・ベルギー・イタリア・タイ・シンガポール・モーリシャス・インドネシア THEいろいろ!!!
個人的にみんながみんな英語ネイティブの白人ではないところが馴染みやすいポイントでもありました。みんなそれぞれの英語を話します☆
生徒の年齢層
20代前半もいれば50歳過ぎの方もいて本当にTHEいろいろ!!
みんなそれぞれどんな年でも、人生に良い変化や刺激を求めて新しいことを学びに来てる、一時だけれど、共通の興味を通して素敵な時間を一緒に過ごすとても貴重な体験です。
生徒の目的
真剣にキャリアチェンジを考えていてがっつり5週間、はたまた2か月のがっつりTeacherコースをとる人もいれば、1~3週間コースでバケーションついでの人(含わたし)・人生の休憩をしたかった人・なんとなく新しいことを学びたっかた人 本当に人それぞれでTHEいろいろ!!まさに社会人留学したいアラサーにもぴったりです。
授業の言語は英語?タイ英語?
もちろん英語なのですが、先生方の英語はかなりタイ英語でした!!英語第二言語の私としては逆にリラックスできる要素でもありました。英語が第一言語の人にとってはどうなのでしょうかね・・・?!でも、流暢でない先生の英語をカバーするようにいろいろ工夫されてました!
例えば、学校のルールや歴史的な説明に関するものはすでにDVDに録画されていてそれを見るかたちで学んだり、授業中に質問されたことで先生が答えられないことがあったら、紙に書いて後日しっかり回答するというシステムだったり。
きちんとしている熟練のシステム
全体的にすごくしっかり管理されているという印象。ティータイムの時のカップにそれぞれ番号が書かれていて、それを毎回使うように名前のリストをみた時にはもうびっくり仰天。なので英語でタイ古式マッサージのクラスを受けたい日本人の皆さん!おすすめです。
一日のスケジュール
朝8時10分頃、旧市街地のピックアップポイントからバス(ソンテク)に乗ります。
意外と乗車時間が長く15~20分くらいでしょうか。向かいあって座るので、会話が盛り上がることもあれば話題に困ることもあり、その日によりけりでなんだかんだで、スクールに到着。
ゆっくりお茶を飲む時間もあります。着替えて9時からの授業開始に間に合うように準備します。
着替えはスクールが毎日用意してくれていて七分丈のトップに長ズボンでパジャマみたいな感じです。マッサージするだけでなく練習台になることを考えると、なるほど納得なデザインです。
授業の始まりはまず、簡単なヨギエクササイズを5~10分、その後朝はタイ語のお祈りを15分くらい読みます。英語で読み方が教科書に書いてあります。
お昼は11時30分(45分だったかな?)から開始です。お待ちかね!
お昼は自費。近くにあるローカルマーケットかフードコートか好きなところで食べれます。
わたしは毎食ローカルマーケットにしたのですが、一食安いと140円くらいで済みます。しかも美味しい。
スクールにお弁当箱がいくつかあるので、それを持っていてテイクアウトするもよし。お弁当箱大きいので入れすぎ要注意!
お弁当箱なかったら、テイクアウトして、スクールにあるお皿に移しかえるもよし。その場で食べるもよし。
大半の生徒はスクールに持ち帰り、こちらの川なのか何なのかよくわからん水辺で食べます。川であれ泥水(?)であれ、とにかくリラックスしている雰囲気です。
ここの休憩所には常にノンカフェインのお茶(名前忘れたけれど、おなかによさそうなウーロン茶に似ている味)が常に置いてあります。
午後の授業は1時開始。
またまたヨギエクササイズをしてから授業開始。
眠いながらも頑張り、2時45分から15分間のバナナ休憩があります。
バナナ休憩とはその名の通り、バナナを食べるための休憩です。
こちらはスクールが毎日用意してくれています。
4時に授業終了して、スクールが用意してくれているソンテクで帰ります。だいたい4時半には遅くても到着するので、そのあとも、サイクリングもできるし、ヨガクラスもいけるし、授業後も好きに時間使えます♪
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授業の内容・雰囲気
授業は先生のお手本→ペア組んで実践の繰り返しです。
配布された教科書に写真付きで一つ一つのステップが結構詳しく記載されています。
腰痛のある人にはダメ、妊娠中の人にはダメなど注意点を確認して、先生のお手本を見ながら、そのあと実践しながら自分が学んだことを書きこんでいく感じです。
実際やるとなると、正しい場所を押しているのかまた、正しい姿勢で行っているのか、わからないことだらけなんです。マッサージを受けてる方を快適にする為に足に枕はさんだりも大事なんですが、自分自身も腰を壊したりしないように正しい姿勢を整えることがよいマッサージをする第一歩でもあります。先生たちは気分によって見てなかったりするので、自分からわからなかったらガンガン聞くことが大事です。聞けばもちろんしっかり答えてくれます。
そして、パートナーの実践台になる時がかなりリラックス要素高めです!!笑 パートナーの練習台になっているときは要は基本寝転んでいるのです。スーパーリラックスー♪
お昼後とかだと本当寝そうになるし、交代するとき本気で起き上がりたくなくなります笑 危うくよだれがたれそうなことも。
一日の最後に復讐する時間があるときなどは、なぜか練習したいところではなく、練習台になる側が、「肩と腰お願い!」とか「フェイシャルやって!」とか己のリラックスを最優先することもしばしば・・・。
一週間の印象に残っているイベント
シュールなスクール規則DVD
初日に見せられた学校のルールのDVD、8割以上出席しないとダメとか、風邪をひたら無理せず休みなさいとか、ちょっと中学生くらいに戻った気分になった内容。でも大事ですよね!その中で最も笑ってしまったのが、道路の渡り方!これも大事なのは百の承知なのですが!!東南アジアのめちゃくちゃな交通ありきですが、学校の先生方がビデオに映っていてそこも笑いをそそられる点でもありました。「戦士になったつもりで死ぬか生きるかの覚悟で渡れ」とのこと。
不合格者のいないテスト
一応あったのですテストが、基礎一週間コースにも。内容はマッサージしてはいけない体のパーツをマークしなさいというもの。全部で20個くらいだったかな。みんなで前日くらいから自分の体を触りながら覚えました。紙で覚えるより早いのでね。小学生の歌みたいな感じで。みんな直前に本気だした甲斐あって無事合格です。
卒業式?!
最後の日にびっくりだったのが、コース完了賞をみんなの前でしっかり渡されること。スタートするタイミングは一緒でも終わるタイミングは1週間、3週間、5週間、2か月半と人それぞれなので終了した人を送りだすのです。私はそんなこと知らず、割とパジャマみたいな恰好で登校しておりました。記念に写真撮影もします。忘れたころの数週間後、しっかりその写真はメールに送られてきました。
まとめ
しっかり実技を学びながらも、無理のないスケジュールでリラックスした規則正しい一週間を過ごすことができました。一週間コースは本当にあっと言う間なので、お気軽に。授業料は、一週間で約3万円くらいです。これは本当に東南アジアならでは提供できる価格ではないでしょうか。本格的に習得するにはやはり5週間か2か月半のコースがいいと思います。1週間だと練習が足りないです。それでも基本的な概念は掴めるので、なんとなく何か新しいことを学びたいと思っているすべての方におススメです☆気に入ったら続きのコースを取るもよし、また機会を改めて来るのもよし。
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